「増税メガネ」は2023年流行語大賞をとる可能性はある⁉誰がつけたか徹底調査!

2021年10より内閣総理大臣に指名された岸田文雄首相ですが、

2023年の今になって「増税メガネ」が流行語大賞にノミネートされるのではないかと

噂されています。

確かに、最近よく聞くわね。

もしかしたら、今年の流行語大賞にノミネートされるんじゃない⁉

そう思った方も多いと思います。

その証拠に、検索サイト「Yahoo」のサジェストキーワードに

「増税メガネ 流行語」が検索されています。

サジェストキーワードとは

検索窓に何か調べたいキーワードを入力したときに自動的に表示される検索候補のことです。
ユーザーの検索頻度やキーワードとの関連度合いによって表示されています。

簡単にいうと、調べている人が多いということです!

ということは、「流行語大賞にノミネートされかも」と気になっている人が多いということになります。

私の意見は「ない」と思っています。

この記事ではその理由を解説します。

目次

「増税メガネ」の名付け親は誰?

発端は2021年12月8日のこのツイートだと言われています。

あんぱんFIREマンさんは、セミリタイア(FIRE)をされている方で、趣味で会社員をされています。

この方もこんなに広まるとは思っていなかったでしょうね。

クローズアップ現代にも出演されているよです。

次に、岸田首相が流行語大賞をとる可能性についてしらべました。

流行語大賞を首相が受賞したことあるの?

岸田首相の流行語大賞のノミネートが水面下でささやかれていますが、

過去に「現役の総理大臣」が流行語大賞を受賞したことがあるか調べました。

結論からいうと、2人います。

表にまとめました。 探してみてください!

年度年間大賞受賞者
2022年村神様村上宗隆
2021年リアル二刀流/ショータイム大谷翔平
2020年3密小池百合子
2019年ONE TEAM(ワンチーム)
ラグビー日本代表チーム
2018年そだねーロコ・ソラーレ北見
2017年インスタ映え
忖度
CanCam it girl
稲本ミノル
2016年神ってる緒方孝市、鈴木誠也
2015年爆買い
トリプルスリー
羅怡文
柳田悠岐、山田哲人
2014年ダメよ~ダメダメ
集団的自衛権
日本エレキテル連合
(受賞者辞退)
2013年今でしょ!
お・も・て・な・し
じぇじぇじぇ
倍返し
林修
滝川クリステル
宮藤官九郎、能年玲奈
堺雅人、TBS『半沢直樹』チーム
2012年ワイルドだろぉスギちゃん
2011年なでしこジャパン小倉純二
2010年ゲゲゲの武良布枝
2009年政権交代鳩山由紀夫
2008年アラフォー
グ~!
天海祐希
エドはるみ
2007年(宮崎を)どげんかせんといかん
ハミカミ王子
東国原英夫
石川遼
2006年イナバウアー
品格
荒川静香
藤原正彦
2005年小泉劇場
想定内(外)
武部勤ほか
堀江貴文
2004年チョー気持ちいい北島康介
2003年毒まんじゅう
なんでだろう~
マニフェスト
野中広務
テツandトモ
北川正恭
2002年タマちゃん
W杯(中津江村)
佐々木裕司、黒住祐子
坂本休
2001年米百俵、聖域なき改革、恐れず怯まず捉われず、骨太の方針、ワイドショー内閣、改革の「痛み」
小泉純一郎
2000年おっはー
IT革命
慎吾ママ
木下斉

見つかりましたか?正解はこの2人です。

  • 2001年  小泉純一郎
  • 2009年  鳩山由紀夫

「言われてみれば!」「そういえば流行ったな~」なんて思った方もいると思います。

現役の総理大臣が2人も大賞の実績があります。

じゃあ、「増税メガネも受賞の可能性があるのでは?」

そう思いませんでした?

私が「受賞の可能性はない」と思う、根拠を次で説明しますね。

流行語大賞はどのように選ばれるのか?

この流行語大賞は、どのような流れで決まるのでしょう。

選考委員の辛酸なめ子さんのインタビューがありました。

「その年の新語・流行語大賞が世の中に発表されるのは、ノミネート30語が発表された時

だと思うのですが、その前に、現代用語の基礎知識という本がありまして、そちに掲載されている中

から選ばれるというのが基準になります。なので、こちらの編集者の方が選んだ60語ぐらい

あって、そこで選考委員が”他にもこの言葉がはやってるんじゃない?”というのを

ちょっと足して、その後、会議をしていく感じです」

引用:新語・流行語大賞ってどう選んでる?選考委員・辛酸なめ子に聞いてみた!

まとめるとこうなります。

流行語大賞が決まるまの流れ
  • 辞書「現代用語の基礎知識」の読者にアンケートを実施
  • 編集部がアンケートの結果から30~50語を候補としてノミネートする
  • 選考委員7名がトップ10と年間大賞を選定する。
7名の選考委員
  • 姜尚中(東京大学名誉教授)
  • 金田一秀穂(杏林大学教授)
  • 辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)
  • 俵万智(歌人)
  • 室井滋(女優・エッセイスト)
  • やくみつる(漫画家)
  • 大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)

最終的には著名人の7名が決めるようですが、「首相に忖度(そんたく)して

選ばないんじゃないか?」という訳ではありません。

受賞者をまとめた表を見たら、共通点があることに気づきました。

流行語ノミネートの条件

歴代の受賞者を見ると、共通することがあります。

それは、【自分で発した言葉である】ということです。

誰かに言われた言葉では、ノミネートにはならないはずです。

「増税メガネ」から「増税ウソメガネ」に進化した⁉

10月27日にX(旧ツイッター)のトレンドに「増税ウソメガネ」

というワードが載りました。

なにがあったのか⁉

減税策の発表があり、「減税策という名の高齢者へのバラまき」と

国民から批判が集まっているようです。

Xでは、新たな呼び名が生まれてしまいましたね。

なんとか、日本を盛り上げてもらいたいものです。

まとめ

「増税メガネ」が流行語大賞を受賞する可能性があるか?について、

歴代の受賞者などからまとめてみました。

私の意見と、皆さんの意見は違うかもしれません。

あくまでも個人的な意見なので、参考程度にお考えください。

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